部門別教育Ⅰ：ものづくり社員研修プログラム | 人材育成・教育

製造業には、企業規模及び生産する製品に応じた組織形態（役割分担）が存在し、各組織が有機的に商品と情報を共有し、ものづくりを行って行っています。部門構成は企業規模によって異なりますし、部門として独立させずに、専任担当者を設置し上記部門の役割を担っている場合もあるかと思います。

日本橋総合コンサルタント合同会社では、製造業の技術系間接部門及直接部門（製造部門、購買部門）で「ものづくり」に関与する社員を対象とした研修プログラムを「ものづくり社員研修プログラム」と呼んでおります。以後この名称で統一させて頂きます。これからご紹介する製造業における「ものづくり社員研修プログラム」は、業種・業態が異なると一部変更があるかと思いますが、製造業のみならず建設業、小売業、卸売業、その他サービス業でも適用できる内容となっているかと思われます。

日本橋総合コンサルタント合同会社のホームページの構成を「サイトマップ」に表示して置きましたので、ページ閲覧の際にご活用頂けると幸いです。

ものづくり新入社員研修プログラム

この「ものづくり社員研修プログラム」は製造業の新入社員・中途入社社員を対象として、ある社員教育研修会社とタイアップして当社が纏めたプログラムです。

これまで大手製造メーカーを含めて20社ほどの実績があります。以下にこのプログラムの概要を示しておきます。

（１）狙い

（２）基礎知識の修得

ものづくり新入社員向けですので、工場運営の業務中から「生産管理」、「生産技術」及び「品質管理」の３つに絞り込んでいます。主テーマを業種・業態に応じて変えて行けば製造業のみならず「建設・土木業」、「小売業」、「卸売業」及びその他「サービス業」の初年度研修に使用することが可能です。

例えば「卸売業」であれば「商品の仕入れ」と「販売」がメインとなりますので、「流通管理」、「商品管理」、「営業管理」などの項目に置き換えると「卸売業」の初年度研修に対応することが可能となります。

（３）特徴

当該プログラムは、OFF-JTとOJTを組み合わせているのが特徴です。OFF-JTで研修したテーマの中よりOJTテーマを選びに社内でOJTを実施して貰います。「OFF-JT」と「OJT」を組み合わせると研修生の理解度が向上しますし、「OJT」を実施する職場の担当者のレベル向上にも役立ちます。ある製造会社の経営者の方が、「この研修を受ける前後で、新入社員が見違えるように成長するとともにOJT担当者も仕事に対する情熱が見られるようになった」と喜ばれていました。教えると言うことは、自分の知識・経験を伝えることになりますので、これらの事柄を上手く纏めて新入社員に伝えないといけませんので、OJT担当者の仕事に対する考え方や意識などが変わり自己成長に繋がることが期待されます。

（４）実施事例

あるメッキ会社を対象にして実施したものづくり社員教育プログラムの事例です。

内容をアレンジすれは。凝集・業態に関わらず教育プログラムとして活用できます。

またこのプログラムは、

企業人・組織人としてのスキルアップ
ものづくり人材としてのスキルアップ

から構成されいますので、お客様のご要望に応じて、これらの項目の中より教育科目を抜粋して研修を行うこともできます。また、厚生労働省の「認定実習併用職業訓練（実践型人材養成システム）」を活用して研修することもできますので、お問合せ願えれば幸いです

（５）報告会風景

1)研修成果報告演習

この「ものづくり社員研修プログラム」では研修の最後に経営者の出席のもと研修生による「研修成果報告会」を開催しております。この研修は「OFF-JT」と「OJT」を組み合わせておりますので、研修生による研修成果報告」も「OFF-JT」で「報告纏め演習」を実施した後、帰社後企業の研修担当役職の指導の「OJT」で「報告演習」を実施して頂き、「研修成果報告会」の備えて頂いたおります。

２)研修成果報告会の開催

研修生５人による「研修成果報」を実施した後に、経営者の方より「研修成果」報告に対する講評と新入社員に対するご挨拶を頂いております。

ものづくり中堅社員研修プログラムテーマ

　ものづくりには様々な知識・ノウハウ・経験が必要不可欠なります。当社では、下図に示すように製造業の技術系間接部門及び製造・購買部門に属する中堅社員を対象とした研修プログラムテーマをご用意しております。これらプログラムテーマの中よりお客様のご要望を考慮して、テーマ単独もしくは各々のテーマを組み合わせてものづくり研修プログラムを策定することが可能です。

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